趣味や講座でゲーム感覚の計算問題・漢字ドリルの無料メールマガジンで右脳と左脳を活性化し脳年齢を鍛えましょう!
|
<<戻る
「憲法九条」国民投票
 |
人気ランキング : 52569位位
定価 : ¥ 735
販売元 : 集英社
発売日 : 2003-10 |
 |
自分の答えを持つ。 |
日本国憲法誕生と同時に始まった「解釈改憲」を現代まで追うことから始められている。読んでいけば自衛権・集団的自衛権・非武装主義が自然と整理されるだろう。
また国民投票が実施された場合の流れ、そしてなぜそれが行われていない現状が解説されている。
最終章では39名(団体)の意見が並べられている。まとまったものではないので、同じようなことが繰り返し書かれているという印象を受けてしまうかもしれない。しかしそれぞれ読んでいて各々もの足りない意見もあれば気づかない視点を与えてくれる貴重な言葉もある。最終的には人ひとりひとりが自分で考え答えを出さなければならないというメッセージだ。
 |
為政者の方々は国民を信じられますか? |
憲法、特に第9条の“解釈の限界”が叫ばれる今日。憲法改正の是非は非常に重大な問題になっている。この本では国民の憲法に対する意識、今までの“解釈憲法”の経緯いきさつ等を述べた上で、現状の憲法に定められている憲法改正のプロセスを説明している。
そして憲法改正に対する多様な人々の意見、他の国々における憲法に定められる国の安全保障のあり方等多くの事例を挙げ、日本の憲法のあり方を問うている。
結果的に憲法のあり方を決めるのは国民の判断自身なのだという、意見には、いささか憲法論議、「神学論争」にはうんざりしている私でもハッと身を起こさせるものがある。思想の左右、改憲・護憲の立場を問わず、憲法改正の論議を深める上で、契機となりうる一冊。
 |
タイムリーな一冊 |
出社前、朝から「北朝鮮」がらみのワイドショーを見て食事をとり、家に帰ってからもニュースステーションで「イラクの自衛隊派遣」を見る。こんな毎日が続いていて、日本が戦争に巻き込まれるのじゃないかとぼんやりとした不安は持っていた。でも、ただのサラリーマンである自分にはどうしようもないことで、国会議員に任すしかないんだと考えていた。ところが、この本を読んでみて、戦争や軍隊については自分たちが国民投票で最終決定をするということを初めて知った。
とはいえ、憲法を変えて自衛隊を日本軍にしたほうがいいかどうかについて、自分は確信した意見をまだもっていない。著者はそれを見越したように、本の「第5章」に弘兼憲史や石原慎太郎、辺見庸、中坊公平ら賛否両派30人余りの!張を丁寧に紹介している。こうした多様な意見を読み、自分で考えろというわけだ。
9条改憲派の主張を読めば改憲すべしと思うし、護憲派の主張を読めば変えてはいけないと思う。5分毎に自分の意見が変わってしまい相変わらず意見が固まらないのだが、以前と違って、自分に決定権があるのだからしっかり判断しなければ、という責任感のようなものが芽生えてきた感じがする。
みなさんもこの本を読んで前向きに悩んで下さい。
 |
憲法九条をじっくり考えるために |
占領下の46年、連合国による極東委員会では、日本国憲法制定に関して国民投票に付すべきだという意見があったが実現しなかったこと。共産党野坂参三議員の「自衛戦争は放棄すべきではなく、新憲法の中で放棄を謳うのは侵略戦争に限るべき」との主張に、吉田茂が「戦争は自国を防衛する名目で行われる、正当防衛権を認めれば戦争を誘発する」と応じたこと。そしてその後、半世紀に渡り、憲法と実態が乖離してきたこと。そうだったのか。
こうした解釈改憲の経緯や、約80頁、39人(組)におよぶ賛否両派のさまざまな主張は迫力がある。憲法九条をどう考えるのか、自衛隊や戦争についてどう考えるのか。憲法九条改正に賛成・反対の立場を超えて大いに参考になる材料を、わかりやすく提示してくれ!ている。