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樹海の歩き方

樹海の歩き方

人気ランキング : 6392位位
定価 : ¥ 1,575
販売元 : イースト・プレス
発売日 : 2005-04-28

価格 商品名 納期
樹海の歩き方
樹海を実証的にとらえた悪趣味

青木ヶ原樹海は、今まで根拠のない噂のみが横行して、ちゃんとした記述はなかったといって良い。動機はどうあれ、実際に入ってみて、現状がどうであるのか、方位磁石が効かないというのはほんとうか、あちこちに自殺体が見られるのか、調べてみる。とりあえず実情を反映した地図を作る。入るために必要な装備を定める。これらは全て、パイオニア的な地域研究には必須である。そんな意味では、この本は非常に基本的な文献スタイルを踏襲している。確かに書中には死体捜しの趣味が横溢しており、袋とじの死体写真までついているが(私個人の感性からすると大したものではない)、読者がその趣味をいかに受け取るかというのはまた別の話である。死体の存在そのものは真実であり、樹海には興味があるが死体は見たくない、というスタンスもそれはそれで疑問符がつくのではないか。 
青木ヶ原樹海に興味を持つ向きには是非。

「樹海の歩き方」というよりは「死体の探し方」

はっきり言って、本のタイトルを「死体の探し方」とでもした方が正確だと思いました。書いてある内容なんて、死体を見つけたらどうするか?とか、装備や心がけに関するうんちく、筆者が発見した複数の死体の詳細なレポート、おまけにとどめの袋とじ(!)などそんなのばかりで、その手のものが好きでない人にはもちろんお勧めできません。まぁ、医療の最前線にでもいない限りは、一般人が親族以外の臨場感のある死体にお目にかかることはまずないわけで、樹海におもむくというのは手っ取り早い手段なのかもしれません。筆者もところどころで厭々やっているようなそぶりでぶつぶつ言いながら書いていますが、なんだかんだ言ってそういうのが好きだからこんな本を書いてしまったのではないでしょうか? そういった心情がわかる人にだけお勧めです。 
関係ないのですが、自殺志願者にとって自分の死体が死んだ後どれだけ汚い状態になろうが、知ったことではないのではないでしょうか? 僕自身は自殺には興味はありませんが、この本が抑止策になるかどうかは、ちょっと疑問のような気がしました。

樹海についての知識が深まる一冊

廃墟ブームの火付け役ともなった著者が、
次は樹海の謎と真実にせまる。
樹海の写真は
うっそうと茂った樹木ばかりとなってしまうので、
廃墟シリーズと比較すると、
どうしても活字が主とならざるを得ない。
ただ、掲載されている写真は、
樹海内に置かれた地蔵や石碑、
実際に発見された遺体の遺留品を写したものであり、
その一枚一枚は非常に印象深い。
青木ヶ原樹海の地形上の成り立ちの紹介から
「方位磁針がくるう」という噂の検証、
探索する際に必要な装備品の紹介、
実際に探索したドキュメントなど、
樹海についてさまざまな角度から
理解を深めることのできる内容となっている。
圧巻は、幾度もの樹海探索で発見された
遺体の詳細なデータ。自殺の名所として知られる樹海の真実は、
残念ながらこれらの遺体が物語っているようだ。
袋とじグラビアとして、
樹海内で発見された遺体のカラー写真が掲載されている。
袋とじを開けて見る・見ないは、
読者の自身の責任と判断にゆだねられている。


このページの情報は
2006年6月23日0時31分
時点のものです。

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