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高校英語教育を変える和訳先渡し授業の試み

高校英語教育を変える和訳先渡し授業の試み

人気ランキング : 44333位位
定価 : ¥ 1,890
販売元 : 三省堂
発売日 : 2004-08

価格 商品名 納期
¥ 1,890 高校英語教育を変える和訳先渡し授業の試み 通常24時間以内に発送
革新的な方法です

本書を要約すると、
●訳を先渡しして、授業を迅速に進め、余剰時間で文法やタスク活動をする。
●「訳先渡し」はあくまでひとつのオプションに過ぎない。
●これまでとは違い、タスク活動を積極的に授業に組み込めることで、
生徒主体の授業を展開できる。
いかに時間を有効活用し、「4技能」を鍛えるための活動を多く取り入れていくか。
確かに、これまでの方法と大幅に違い、革新的な授業ではありますが、
試してみる価値は十分にあります。

「ヤク(訳)漬け英語教育」延命のバイブル!?

 この本を読むと、「ヤク(訳)漬け英語教育」の絶望的な現状を改めて認識させられる。そして、その否定的な英語教育の現状を「延命させる」のための「バイブル」として、この「教授法」(和訳先渡し)が一般の学校に広まることを非常に危惧する。
 「和訳先渡し」というのは「訳読授業」を乗り越える「方便」だという。しかし、「もう、和訳を先に配らない授業方法は考えられません」(p.77)、日本語訳が英語の「答え(=和訳)」(p.241)などという認識には、「訳読授業」同様、日本語訳から永遠に離れらないことを認めている。つまり脱することができない「訳読授業法」でしかない。
 きわめて限られた英文の量に対して、和訳を配って英文を「理解」させる方法から、果たして和訳を介さずに英文を理解することが出来るようになるのか。可能であるという言語学的な根拠もまったく示されていない(著者の一人は英語教育の専門家のようだが)。
 この方法によって「効果」がでているという。しかし、実験校がSELHiで、「和訳先渡し」を行う授業以外にも、一般の高校よりはるかに多い英語の授業が組まれている。自己学習、また塾や予備校などの校外学習についてもまったく触れられていない。「効果」として、この方法の結果だと特定できない。また、SELHiの成果として果たしてそれに見合った成果なのかどうかもはなはだ怪しい。SELHiでこの程度の「結果」ということは、「和訳先渡しの授業」の弊害、という見方もできよう。

脱訳読式のメリットが目白押しです。

実践的コミュニケーション能力を育成する、と口では簡単に言うけれど、「時間がない」を理由に諦めたり逃げたりしている高校英語教師は全国的には予想以上に多いのではないかと思っています。訳読=理解と刷り込まれている人にとっては今後も大きな変化はないかもしれません。この本を読んで時間を掛けた訳読と時間を短縮した和訳先渡しとでは生徒の英文理解度に大差ないということが目から鱗状態で納得できると思います。先渡しで余る時間を英語運用の活動に当てることで「実践的〜」に大きく近づくことができる、ということがはっきりします。これを実践しないで現状を憂えてばかりいるのは責任逃れかもしれません。

「時間がない」高校の英語の先生はmust haveな1冊

今日アマゾンから届き早速読み進めています。自身、夏の公開授業が終わってから、新しい授業モデルを模索しはじめていたのですが、とてもヒントになりそうです。実は先日留学生を交えたディベートを実施したのをきっかけに、授業にもディベートを取り入れられないかと考えていたのですが、結構時間がかかるため実施時間がネックでした。その点で本著は非常に有効なアイデアを紹介しています。ワンレッスンを和訳先渡し+タスクの設定と言うスタイルで、2~3時間で終わらせる例です。皆さんは通常ワンレッスンどのくらいで進めていますか?生徒や学校の現状によって異なるでしょうが、仮に7~8時間だとすれば、残った約5時間を有効に使うことができることを、示しています。2001年全英連大会の研究発表およびその後の英語力の伸びに対するリサーチ結果も載っています。私にとっては実践したことは無いのでまだ机上のアイデアに過ぎませんが,非常に興味深い一冊でした。教科書に更にアイデアを盛り込みたいのだけれど、授業を進める上で「時間がない」と感じている高校の英語の先生にはmust haveな1冊だと思います。

次の授業から使えます!

和訳先渡し授業については、セミナーや雑誌等である程度の知識はあり、授業でも取り入れてみたりしていました。しかし、バリエーションが思いつかなかったり、生徒は英文を独力で読む力がつくのか?等の疑問もありました。本書は、「和訳先渡し授業」の意義、方法の説明とともに、さまざまな教師の疑問にもQ&A形式で答えられていて、とても参考になりました。次の授業は、どういう展開にしようか、とわくわくする気持ちにさせられました。本書を読めば、「和訳先渡し」の真髄がわかるので、それぞれの学校、生徒の実情にあわせた応用も考えやすくなると思います。


このページの情報は
2006年6月23日0時32分
時点のものです。

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