見知らぬわが町―1995真夏の廃坑
こんなすごい本を、17歳の女の子が書いた。いや、少女だから書けた。九州の炭坑町で生まれ育った筆者が、廃坑を訪ね歩いて、地底労働で死んでいった人々を思うというストーリー。それ以上に、自分のいまを、重ね合わせて、生と死を見つめている。筆者の鋭すぎる感性。描写も正確だ。読んでいるこちらは、夏草をかきわけ、ともに廃墟をたどる小さな旅に出たような気分になっていく。こんな女子高生(いまは卒業?)がいたことに、感激! |
このページの情報は 2006年6月23日0時32分 時点のものです。 |



