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街道をゆく〈29〉秋田県散歩・飛騨紀行

街道をゆく〈29〉秋田県散歩・飛騨紀行

人気ランキング : 21078位位
定価 : ¥ 504
販売元 : 朝日新聞社
発売日 : 1990-09

価格 商品名 納期
¥ 504 街道をゆく〈29〉秋田県散歩・飛騨紀行 通常24時間以内に発送
司馬を神格化せずに楽しみたいもの

手塚治虫と司馬遼太郎は、死後あまりに神格化したがる勢力が多いことが目に余り、個人的に若干不愉快であるとともに、些細な誤謬もこの両人に限っては存在しないような礼賛を繰り返しても何の益もないと思う今日この頃です、
両人ともに「極めて優れたストーリーテラー」であることを第一に取り上げずに「文明批評家」のような扱いをされていることに不満を覚えます、「一部勢力」にとっては「アンチ〜〜」のためにとても利用しやすい作家なのだろうとも思います、
司馬の文章に頻出する、「と思われる」「であろう」「に違いない」「この時代の〜ほど〜〜において〜〜〜であったのもまれであろう」といった表現こそ司馬の評論家としての限界なのだと充分理解するだけの知性は必要でしょう、
本書の「占守島」の稿で司馬は終戦後の「昭和20年8月18日」から帝国陸軍とソ連軍が交戦した占守島の戦いを「無用の戦い」と記します、司馬には戦争に無用の戦いなど存在しないのだという認識が無いことが明確にわかる文章で、なにゆえに司馬はノモンハンを小説化できなかったのかという長い間の疑問が氷解した個人的にはとても重要な一稿です、
ちなみに「占守島の戦い」とは、米軍の北海道上陸前に北海道半分の占領を企てたソ連軍が千島列島最北端の小島「占守島(シュムシュ)」にカムチャッカ半島南端から攻めこんだ戦いです、ソ連軍はいったんは島への上陸に成功するものの、盛り返した日本軍占守島守備隊の攻撃によりあやうく殲滅されそうになったところで勝っている日本側から休戦を持ちかけ(何故なら日本はポツダム宣言を遵守しようとしたからです)て戦闘が終了した闘いで、樺太守備隊の活躍と共に北海道のソ連占領を事実上阻止した無用どころか第二次大戦の最も記憶されるべき戦いの一つです、


このページの情報は
2006年6月23日0時31分
時点のものです。

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